のび太とは野比のび太です。
昔ほど有名じゃないし、よく知らない、映画でしかみたことがない
若い方も多いと思うので、ここで、おさらいです。
①しずかちゃんにいい格好するのび太
のび太はしずかちゃんという女の子が好きです。
まずは、しずかちゃんのことを紹介しましょうか。
しずかちゃんは聡明で優しく、可愛くて、しずかな
誰もが好きになってしまう女の子です。
こういう高嶺の花なのに、しずかちゃん自身は
モテて自慢するような人ではありません。
喧嘩の弱い、勉強ができないのび太のことも人として
大事に思っています。
つまり友達としてみています。
のび太に告白されまくっても、拒否することはなく、
曖昧な態度をとって、のび太に対して優しく接してくれます。
そんなしずかちゃんにのび太はいつもいい格好します。
困った時、助けてもらいたいときに
「ドラえも〜ん!!」ということはあっても、
「しずかちゃ〜ん!!」ということはありません。
それはプライドなのでしょうね。
のび太はドラえもんに秘密道具を貸してもらいますが、
自慢することなく、しずかちゃんと楽しみます。
ものが大事というか価値観ではないことがわかります。
しずかちゃんもいつも同じ洋服で、勉強ができても
鼻にかけません。
しずかちゃんやのび太にはスネ夫のように
何かを自慢するというのがありません。
でも、心の強さでのび太はしずかちゃんにしずかにアピールします。
②ジャイアンにボコボコにされるのび太
ジャイアンは体の大きなガキ大将で、体力が有り余っています。
それで、のび太に喧嘩を売ってしまいます。
で、のび太はボコボコにされて、
「ドラえも〜ん!!!」です。
でまた、立ち上がり、ジャイアンに立ち向かっていく。
負けるのが悔しいのび太です。
③スネ夫に皮肉を言われるのび太
スネ夫は親の七光りという感じで、
嫌な金持ちのデフォルメ版です。
ものに執着していて、高価なおもちゃをたくさん 持っています。
それをのび太に自慢してきます。
「お前にはむりだ」と惜しげもなく言ってきます。
そんな嫌がらせに何も言えないが、
別にものが全てではないという感じののび太です。
④ママに遊ぶのを許してもらうために勉強するのび太
のび太ママはのび太が勉強しないのを怒ります。
で、そんなママに対してズルをしてもバレてしまうのび太は
泣く泣く勉強をします。
ドラえもんは「頑張れ!のび太くん!!」と言って励まします。
そして、いつもやり遂げるのです。
正面から立ち向かっていく。
そんなかっこよさが自分自身と重ね合わせられるのです。
⑤出来杉くんを羨まないのび太
これも良いですよね。
できる人を羨まない。逆に友達になって、
懐に入って、仲良くなる。
自分にはないものを持っている人を
こき下ろしたり、羨んだりするのではなく、
ただ対等に友達になっていく。
対等感を持っている人しかできないものです。
人類皆平等。
そんな精神が作品から滲み出ています。
⑥ジャイ子から好かれるのび太
ジャイアンの妹のジャイ子からのび太は好かれています。
その理由は描かれていませんが、
ジャイ子はのび太の良さをわかっています。
好きな理由は、のび太の不屈の精神なのでしょうか?
それとも優しさなのでしょうか?
ジャイ子がのび太の優しさを勘違いしているふうにも
捉えることができますが、
人は皆、そのままで好かれるということでしょうか。
⑦のび太の夢
のび太の夢は
「しずかちゃんと結婚する」です。
それで結婚する場面が描かれますが、
結婚式当日、しずかちゃんのパパが、
「結婚おめでとう。
彼(のび太)は人の気持ちがわかる優しい子だ、
人としてそれが一番大切なんだよ」
と言います。
優しいのび太です。
⑧カッコつけるのび太
のび太は死にません。
辛くても、悩んでも、いじめられても、
死にません。
生きることを諦めない。
そして、夢の実現へ自分をしっかりと持って
進んでいく。
そういうしぶとさがあります。
しぶとい。
生きることを諦めないということです。
何がなんでも生きるということです。
⑨好き好きアピールするのび太
のび太はしずかちゃんに好きだと言いまくりますし、
表現します。
曖昧な答えが帰ってきても、
身体的接触が難しくても。
大事なのは、身体的接触がなくても
我慢するということです。
精神的に同化したい気が起きると、
身体的に接触したくなりますが、
我慢するところで、精神が鍛えられていきます。
そんな大人になる過程がうまく描かれています。
⑩何度も立ち上がるのび太、諦めが悪いのび太
大人になってもドラえもんを見たくなるのは
のび太に会いたくなるからではないでしょうか?
しずかちゃんでも、ジャイアンでも、出来杉くんでもなく、
ドラえもんでもなく、スネ夫でもない。
のび太なんです。会いたいのは。
辛いときに自分をのび太に同一視して、
「のび太もああやって頑張っているんだから、
自分も頑張ろう」と気持ちを奮い立たせるのです。
何があっても、ドラえもんがいなくなっても、
しずかちゃんにフラれそうでも、
いい会社に行けなくなるよと言われても、
ジャイアンにボコボコに、スネ夫に嫌味を言われても、
明日はまたくる、と立ち上がるのが
野比のび太です。
次は私の転んだ経験をお話ししようかと思います。
続く。
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